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01 子どもカフェ た~んと
子どもカフェ た~んと

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子どもカフェ た~んと

楽しい場所がまちと続くこと

私たちの最初の活動であった「空き家のリノベーション」。 ただリノベーションするのではなく、敷地の特徴を捉えてまちとつながっていける建築をつくります。本当に子ども食堂を求めている子どもに届けることを目標に設計しました。また、これまでの子ども食堂のあり方にとどまらず、新たな機能をデザインすることで、ずっとまちとともにあり続けることを大切にしました。

02 こおりやまfurniture

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こおりやまfurniture

 

その「まち」の面白いをひとつのカタチにする。

 

このスツールの素材はすべて地域のモノでできています。ストリートファニチャー自体は滞在空間をつくることですが、その機会を地域の魅力を伝える広告としても役割をもたせることができないか、「気づくというまちづくり」を考えました。強く主張することなく風景に少し色を加えるストリートファニチャーは色合いがきっかけで人々を立ち止まらせました。「これいいね。」で自然に使ってもらうことは、かえってその魅力が伝わっている気がしました。地元のものだから良いのではなくて、良いものだから良いは、まちの作り手や私たちが一番目指したかったことです。

こおりやまfurniture
03 一輪挿し
一輪挿しWS

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一輪挿しWS

 

すてられるもので「はじまり」をつくる

私たち自身の活動でロスが生まれた時、廃材やロスを身近に感じました。そこから私たちはデザインの力で、ロスを掛け合わせることで「魅せ方を考えられること」を提案したいです。 捨てられてしまうものの隠れた価値、新たにカタチを与える楽しさが見え、普段とは違う新たな使われ方をします。日常では触れることのないロスにスポットをあててワークショップ形式で手にしながらカタチにしていくことで、魅せられていくことを体感し、問題の中にある可能性を体験者と一緒に考えました。

04 名前のない休憩所

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名前のない休憩所

 

主体性で固定化しない用途

 

行為はモノによって固定化され、モノはスケールによって定まると思います。私たちは、近年の休憩所の固定的空間を見直し、利用者の主体性と可変性を許容し様々なボリュームが新たに名付けられていくような空間を提案しました。そして、植栽によって無秩序な空間に最低限のルールを加えました。間仕切りではなく、ボリュームや香り、色合いによって視線の向きや距離感を緩やかに操作しました。

名前のない休憩所
05 床組茶室
床組茶室

05

床組茶室

 

床を立体的に体感する休憩所。

 

空き家のリノベーションで得た床組施工の経験から、施工途中の床組みが心地よく休まるように思えました。平面的に大引きのスパンは向かい合うにも、背を向けるにも気にならないスケールでした。立面的にも、大引きの高さや床の高さは腰掛けるにはちょうど良い高さでした。住宅の下部に姿をひそませる床組みを屋外にそっと持ち上げて、構造が行為というスケールにおさまっていくことについて考えました。

06 縁障子

06

縁障子

 

仕切らず遮る

​コロナ禍になりよく見かけたパーテーション。透明なものでは周囲の視線が気になってしまいます。逆に、不透明では景観を妨げてしまいます。イベントで景観を乱さずに、視線を遮ることのできる休息空間を提案しました。利用者は壁としてプライベート空間を所有しながら、周囲の人には帯のように細い線として認識されるため景観を閉ざしません。畳屋で廃棄される「畳縁」をアップサイクルすることで、色鮮やかな雰囲気になりました。それは人の寄り付きを生みながらも、拠り所として、利用者をまとっていました。

縁障子
07 五感のいおり
五感のいおり

07

五感のいおり

 

場所の魅力に気付けるストリートファニチャー

自然への意識を集中させ、空を見上げさせるファニチャーは、その小さな空間に立ち入ると、知らず知らずのうちに外部を体感させることを誘発します。御座で芝生のやわらかさが全身に伝わります。下ろしたすだれが視界を閉ざし、風や水、草木がかすれる音を聞き入れます。まくったすだれは、開放的な視界で豊かな自然に目を向けさせます。風でのれんがなびき、自然のにおいに包まれます。環境を抽出するように構成したカタチは、自ずと環境に解け合い、応答するカタチとなりました。

08 Bee Plan

08

Bee Plan

 

安易に組み立てられることが関係もつくる

​金物を一切使わないファニチャー。平面に組み立てれば椅子になり、立面に組み立てれば棚・間仕切りになります。ひとつの構成要素で、空間が生まれます。組み替えることが出来るファニチャーは、使う人、使う空間に適応していきます。また、その過程の中で空間を捉え、形状を考え、カタチをつくるというフローを体験し、人と人との間に生まれる関係性とともに、ファニチャーや空間が発展していきます。

Bee Plan
09 Tスツール
Tスツール

09

Tスツール​

 

会話が親密になるスツール

 

姿勢が前かがみになることは、相手の会話を前のめりで聴くことにつながる気がしました。そして、お祭りやイベントという限られたスペースでも使いやすいように、地面がテーブルになるかのようなスケール感でつくりました。

10 アートパネル

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アートパネルWS

 

当事者性をつくれるワークショップ

 

子どもカフェの壁や天井には漆喰が使われています。漆喰を塗った板に塗料で着色するワークショップを行い、その魅力を手にしてもらいながら、空間への想像を膨らませ、実際に訪れるきっかけになればと思いました。

アートパネルWS
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